looking at nothing

ぴんなぬんma boys、映画、もろもろのハナシ。

2017 SEASON'S GREETINGSインタビュー'MY OBJECT STORY' その2\キーちゃん&チェミノ&てむちゃん編/

シーグリのインタビューを訳すのやつ(同じ説明を二度できないタイプ)、今回で終結。月曜から夜ふかししてしまいました。アオーン。

●キー<OBJECT:台本>

f:id:helori:20170117004742j:plain

この写真、「アシベが生まれたときからあのおじいちゃん家で育っていたら」って感じで好き。ゴマちゃんが見えるよー!

Q. 最近はどのように過ごしていましたか?

A. ドラマ「ひとり酒男女」の撮影がちょうど終わったところです。今までで一番大きな関心を受けているような気がします。

Q. どんなお気持ちですか?

A. ドラマへの反応がよく、特にもともと僕のファンではない、ドラマを通じて僕を知るようになった人たちの反応が数多くて、毎日驚いています。「自分はそれほどの人なのか?」と考えたりもします。面食らいつつも不思議で面白いです。

面食らってるきーちゃんの表情を思い浮かべると、とってもかわいい。

Q. 最近どんなことに心惹かれますか?インスピレーションを得るために注目してみたり、演技やアルバム準備のために特別集中したものが何かありますか?

A. ドラマ撮影と正規5集の準備を並行して進めていたため、自分に与えられた仕事へただ集中することしかできませんでした。なにか他のものに影響を受けるというよりは、僕が持っている才能や実力をどれほど効率的に使えるかを考えて過ごしました。体力調節はもちろん、時間分配にも気をつけていました。自分自身にすごく集中した時間でした。

Q. それでは、いちばんよくしていたことは何ですか?

A. 忙しかったので、車にいるときや待機時間ができたときが唯一の個人時間でした。そんなときはスマートフォンで先輩方の演技をたくさん観ました。自分の演技と比較することでとても助けられました。多くの人が認めている作品にはそれだけの理由が確かにあると思うので必ずまとめて観ます。有名な台詞は練習してみたりもして。

本当にこの子は…!ファッションは言わずもがな、いろんなカルチャー(ルノワールまで押さえてるくらい)に造詣の深いきーちゃんですが、もう昔からずっといろんなアンテナを張っては吸収し続けてるんだろうなと思う。もちろん好きでやってるんだろうけど、それでもこれだけ忙しい中で目を曇らせずにいるのは単純にすげーことですよ。きーちゃんのことを思うと自然と自省に至る…

Q. 役者と歌手とを同じ期間にやらなければならないというのは大変ではなかったですか?

A. うーん、そうですね。思ったより役者と歌手の転換は難しくなかったです。舞台に上がっているときや演技しているとき、あらゆる姿が僕を表現していると思います。

Q. それはしっかり懸命に積み上げてきた努力の成果だと思いますか?

A. そうですか?集中力が助けになると思います。演技したあとにまたメイクを直して、舞台衣装に着替えて、歌を歌って、ダンスを踊ってという僕の姿を、ぎこちなかったり大変なことに感じたりはしません。体は疲れますが、心は安らかなものです。

Q. 演技は続けていくつもりでしょう?新しいキャラクターにも挑戦したり?

A. もちろんです。もう始めようと思っています。

Q. そうでしょう。視聴者としては、ドラマでは今のKeyより幼い少年を演じていた気がしました。

A. 今後はやってみたことのない新しい役柄に挑戦してみたいです。真摯に研究する必要のある、独特なキャラクターですね。

タラレバ娘やる?いや、あそこに行っちゃだめだな。。

Q. ”大切なもの”に選んだ台本についての話をしましょう。どの作品の台本ですか?

A. 撮影を終えたばかりである「ひとり酒男女」の台本を選びました。つい最近僕の手垢が付いた台本だからです。20冊以上はあります。もちろん初作品「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」から、デビュー以来やった作品の台本はすべて家に置いてあります。

Q. 台本を選んだ理由は何ですか?

A. 「記録」の意味が大きいですね。過去というのは大概、時間が経てば簡単に忘れてしまうもので、若干の場面くらいしか記憶に残らないじゃないですか。ですが台本を見れば、自分がその作品に入っていたときの考えや感情をはっきりと思い出します。ミュージカルの準備をしていたことや、その役を演じながらは絶対にしなかった行動などが思い浮かんで、たちまちその頃に戻っていく気持ちになるんです。その役をすぐにでもできてしまうくらいにです。

わかるー!って心の中のリトルキボミ(叱咤激励機能付き)に話しかけてしまいました。思い出して何になるわけではなくても、記憶を引っ張り出して毛並みをととのえてあげるような時間っていいもんじゃないか。でもそこまで鮮明に思い出せるなんて万能鍵様…恐ろしい子

Q. それでは、子孫代々に、言ってみれば家宝として、子どもたちに台本を譲り渡したいと思ったことはありますか?

A. 考えてみたことがないですが、大切に管理しているものなので、考えに大きな変化が生じないのであれば、おそらく難なくそうすることもあるんじゃないでしょうか。

 常日頃から自分を客観的にとらえて「Key」という存在を明確に作り上げているきーちゃんなのでさすがにインタビューがわかりやすい!そしてなぜか読みながら、夜景っぽい絵をバックにソファーへ腰かけ、ウィットに富んだ司会者と丁々発止のやり取りを繰り広げるアメリカのバラエティ番組みたいなキーちゃんの姿が浮かんだのでした。

●ミノ<OBJECT:デジタルカメラ

f:id:helori:20170117004955j:plain

Q. 最近いちばんよく考えていることは何ですか?

A. 「肯定エナジー」です。いい思考、いい気分を持っていようという考えをたくさんしています。

1問目で早速インタビュアーが何かにあてられた気がする。まあそりゃ、肯定エナジーㅍ_ㅍって言った瞬間に目から光線出てそうだもんな

Q. 最近特別注目したアーティストや関心のある分野はありますか?

A. デンマークの男性バンド<ルーカス・グラハム>の歌をよく聴きます。パフォーマンスが重要な、いわば「見える職業」に就いている立場としては、彼らのように音楽だけで目や耳を引きつけられるということが魅力的でした。声だけで人々を魅了させてみたい、と考えたりもしてみました。

Lukas Graham - 7 Years(オフィシャルビデオ) - YouTube

1曲の中でひとりの人物が年を重ねていくという歌詞、むりやりながらもミノ出演の「私に残された48時間」を思い出しますね!?(強引)ハイライトしか見てないけど、あんなんもう国民の息子。ミノがもっている、幸せを恐れない心持ちというのか、「普通はそんなことまでしないよ」って思っちゃうようなことをてらいもなくやってのける力の強さたるや。後悔しないために今やる、とか当たり前のことを当然にやる、ということがまぶしい。

Q. 選択したものに関して話をしてみましょう。カメラを選びましたね?

A. 2012年に自分で買ったカメラです。大学のとき、写真演出という授業を受けるのにこれでたくさん撮影しました。よく共同で作業をする友人と一緒に買ったんですが、このカメラで撮るから自分の頭の中で考えた構図や画とは異なる姿で出てきました。だからよりこのカメラでたくさん撮影して、映像を作っていました。とても満足しました。

Q. このカメラを使っていて感じた点や変わったことはありますか?

A. カメラを通じて発見する外部の場面、視線がたいそう異なるということを知りました。撮るものと撮られるものとの差異がよくわかるようになったということでしょう。レンズを通して世界を見つめることの面白さを身に着けたでしょうか。多様な視線に対して学びを得ました。

Q. 普段から持ち歩いて撮影していますか?

A. 最近はそうもいかずです。写真はスマートフォンでたくさん撮って、カメラでは動画をはるかに多く撮っていますね。やみくもに撮ってみるのではなくて、時間ができそうだったら友人たちと前もって計画をして、準備をして撮るんです。短くても構成のある映像を撮ります。完成したらVimeoなどにも上げたりしますよ。ミザンセーヌが重要だと思っています。

ミザンセーヌとは:作品の筋や登場人物を作り出すこと。カメラに映るすべての舞台装置、視覚的要素を指す場合もある。←一瞬わかりかけた気になった瞬間、私の手の中をウナギのようににゅるっとすり抜けていった語彙であった(おいしいひつまぶしになるんだよー)

Q. とても生産的な趣味生活ですね?

A. 一度ストーリーを組み立てて撮影することにしたら、かなり精魂を込める方です。時間ができたらのろのろと作業はしないのでより愛着がわきます。今まで6~7回ほど作りましたね。実は1日中ぶっ続けで撮っても時間が足りないときが多いです。追加撮影もたくさんします。音楽も編集もすべて僕が直接行うので、時間があっという間に過ぎますよ。

Q. 他の人たちが職業としてやっていることを趣味でやるんですか。立派ですね?

A. 面白いからやるようになりました。あるときは音楽を先に決めてからストーリーを組み立てたりもするし、独特な構図にピンときて進めていくときもあります。そのときごとに感じる面白さが違うんです。もちろんひとつの作品が完成したときは、その喜びがもっとも大きい長所であり魅力でしょう。

Q. どんな作品がいちばん気に入っていますか?

A. 大学の卒業制作です。セルフストーリーを盛り込んで、ものすごく精魂を込めました。日常の自分と内面の自我が衝突する感情を描いた作品です。鏡の中の自分を見ることはできますが、それが鏡ではなく違う人物で…、という内容です。エンディングの場面は、編集するときに見てみたら思った通りになっていなかったので、何度も追加撮影しました。そうして完成したので、もっとも愛着がわく作品になりました。

これ、この作品自体を見てみたいというより、チェ・ミノという人間が自分の内面や自我をどう捉えているのかということに興味があって。何にしたって外的要因でコーティングされてしまいがちな人だから。

Q. いつかミュージックビデオや短編フィルムなどでのコラボレーションだったり、あるいは直接演出もしようという考えはありますか?

A. はい。具体的な計画があるわけではないですが、機会があれば挑戦してみたいです。

Q. カメラの場合は大抵新しい機種が出るとアップグレードをしますが、このカメラについてもそういう考えですか?あるいはこの製品をずっと大事にとっておきたいですか?

A. カメラはボディとレンズに分けられますが、ボディは性能がアップグレードされたらそれに従っていくのがいいと思います。ですがレンズに関してはこの製品がいいです。同じレンズでも、僕にとって慣れた感じがするんです。無理に新しい製品を使って適応させるよりは、このレンズが持っている長所を生かして撮ることの方が面白いです。僕にぴったり合っている、という感じがします。

シャヲルのみなさん、自分をレンズだと思うんですよみなさん。インタビュアーさん心理テストありがとうございます←違う

Q. このカメラはファンに公開したことがないですか?

A. ないと思います。今回のカレンダーを通じて公開されるということですね。

Q. カメラは家のどこにありますか?

A. レンズとボディ、すべて管理しなくてはいけないものなので友人にやってもらっています。家に置いておいてホコリがたまってしまうのは嫌なので。その代わり、僕のものを使えるよう譲りました。友人は映像作業を職業にしているんです。

Q. 映像作業をするほどの時間がないときは主に何をしますか?

A. 運動、特に球技が好きです。サッカーやバスケットボールをします。

Q. メンバーたちと一緒の時間ができたら、いちばんしてみたいことは何ですか?

A. みんなで一緒に旅行へ行きたいです。まだ一度も行ったことがないんです。僕たちだけで、気楽な時間を過ごしてきたいです。

シャオモ・セカンドシーズンはよ!メイキングまであったら3回くらいは転生できそう。でも冗談じゃなく1年半後までに行かせてあげたいよ、ほんとに。

 聞かれたことを真っすぐにとらえて、真っすぐに答えるという実にミノらしい質疑応答の時間でした。カメラはそれこそシャオモのときロンドンで撮ったのが初編集と言っていたような?こうして続けている実直さ。あとすごーく細かいことを言うと、ひとつのセンテンスのなかで同じ単語を繰り返ししかも短いスパンで使ってて、あぁこの人まじめで一生懸命なんだなーと思った。郵便局の松本人志か。

●テミン<OBJECT:ピアノ>

f:id:helori:20170117015215j:plain

Q. 久しぶりにメンバー全員での活動が始まりました。最近はどんなことをよく考えていますか?

A. 他人のために何かをするべきではないか?という気持ちになっています。少し突拍子がないでしょうか?僕は生まれたときからカトリック信仰なんですが、そんな話を聞きながら育ってきたので、そうやって年をとればとるほど、なにか他人を世話して配慮しないとという使命感を感じるようになっています。

正直テミン先生がこの世に存在しているだけでためになりますし、天からの恵みとおぼしき愛らしい瞬間を目にしたシャヲルは寿命がちょっとずつ伸びています。(どなたかがTwitterで引用していた数年前のanan編集部ブログ、グッジョブ以外の何者でもありません本当にありがとうございました)

Q. 最近自然に感じている「私」とは、どんな人だと思いますか?自身を表すシグネチャーのようなものはありますか?

A. 先ほどの話と関連するんですが、家族が全員教会へ熱心に通うくらいのカトリックなので、示さないといけない模範や使命のようなものが最近頭の中をよりぐるぐると回っています。理由はよくわかりません。時間がたてばわかるようになるでしょうか?

Q. 最近注目しているアーティストや関心のあるものはありますか?

A. オーストラリア出身のシンガーソングライター、SIAです。音楽はもちろんのこと、ミュージックビデオもかっこよくてファッションスタイルも見事です。堂々としたようすが伝わります。か細い体に金色や白色など多彩な色感の短髪が彼女を象徴していますが、自然と作り出されるアイコニックな姿が印象的でした。大衆性と芸術性のバランスを上手にとって成功しているという点も学ぶ価値のある部分ですね。

土屋のタオちゃんがまず思い浮かぶやつ。

Sia 『アライヴ feat. 土屋太鳳 / Alive feat. Tao Tsuchiya』 - YouTube

この考察、聞かれたとき用に準備して家で練習もしてきて、当日は鼻の穴ぷくぷく膨らませながら答えたのかな。言えたδvδってかわいいかよ…ほらてむちゃん、勝手に想像するだけでもう魂を救済しているんだから!

Q. 今回のアルバムは反応もよく、個人的にも気に入っているアルバムですが、いかがですか?

A. 正直、個人的な欲には手が及びませんでした。惜しむ気持ちが強いです。一生懸命準備したとは言えるでしょう。メンバー5人が望むものがすべて同じというわけではないですから。準備をするなかで意見の相違もあって、それをよく調律したアルバムだと思います。

この話もっと突っ込んでほしかったよインタビュアさーん!調律というキーワードはジョンさんも使ってたね。

Q. 大切なアイテムとして選んだピアノについて話してみましょうか。とてもロマンチックです。

A. そうですか?小学生からピアノを習い始めて、やめることなく弾いてきました。そのくらい常に僕の隣にあってコツコツ努力もしてきたものなので選びました。幼いときは好きな曲の楽譜を見ながら弾いていましたが、今は心のおもむくまま即興での演奏をよくしています。

Q. ピアノが持つ魅力は?ピアノを選んだ理由はなんでしょうか?

A. 僕のアイデンティティになるものだからです。キャラクターというのは、わざと作るものではなく自然に作られていくものじゃないですか。僕の感性を表現してくれて、心の慰めにもなります。ストレスも解消できて音楽活動にも役立ちます。これくらいいい趣味が他にもあればいいです。

Q. 小さいときから弾いてきて思い出の詰まった特定のピアノに愛着がありますか?キーボードの場合は新しい製品が出たらより性能のいいものへアップグレードすることもありますよね。

A. 家には長い間ピアノがあって、プレゼントでもらったキーボードもあります。作曲するときに使っているものも別にあったりします。ですが製品自体に愛着はあっても新製品は何があるか確認することはないです。メーカーごとに音色も違いますが、そういうことに気難しかったり執着したりはしないタイプです。加えてショッピングに大きな関心がある方でもないので。

Q. それでは、将来子どもたちへ譲ってあげたいという風に考えてみたこともないでしょうね。

A. そうですね。もしそういうアイテムを選ぶとすれば、ロザリオリングの方が近いかもしれません。17歳くらいから着けている指輪です。とてもスタイリッシュなデザインなので、芸能活動のときもずっと着けています。なくしてしまうようなことがなければずっと身に着けているものなので、譲り渡すこともあるでしょう。

なくさないでね…!? δvδ;;

Q. ピアノ以外に余暇を楽しむ方法はありますか?

A. 映画を観たり、友人たちと会います。一人でいると簡単にダウンするので、友人に会って楽しく遊ぶ方を選びます。

Q. メンバーたちと一緒の時間を過ごせることになったら、まず最初に何をしたいですか?

A. 食べ歩きをしたいです。計画して行くのではなくて、その日の気分に従って即興的にやるんです。スリルがあって面白いと思います。大げさなことではなく、こういうちょっとした逸脱で十分です。

この回答、心がじーんとあたたまって切なくもあってたまらなかった。この5人は、大げさなことでなくたって、まず5人でいることに意味があるんだということを改めて思うし、「ちょっとした逸脱」というフレーズにViewのミュージックビデオを思い出して胸が締め付けられる、、アイドルでいてくれてありがとう、SHINeeでいてくれてありがとう。

 もっとてむちゃんの話を聞きたいなーと思った。いろんなことを。恥ずかしいとは思うけどさ!あと質問に対して答え始めるものの、徐々に自信なくなって最終的に疑問形で返すのやめれ。インタビュアー氏が悶え死んでしまいます。カトリックでピアノを奏でるデンジャーオッパというイテミンのアイデンティティをすくすく育ててくれたご家族の皆様にも祝福あれ。

はー没頭して楽しい数日間だった!ツアーグッズのこととかぜんぜん気にならない!気にならないなー!(あれってSMないしはミンヒジン室長の監修みたいなものは全く受けないもんなんです?アイデアが地球を何周したのってくらい巡り巡ってますし結果不時着してるしむにゃむにゃむにゃ)

*画像お借りしました