looking at nothing

ぴんなぬんma boys、映画、もろもろのハナシ。

2017年の映画鑑賞を記録する<1月編>

ここではしゃいにーに関係ない記事を連投してますが、日々の暮らしといえば日本ツアの模様を毎日おっかけては「かわいい…」「キヨ…」がリピートされ続け脳内ポイズン状態。やっぱり、じょんの元気が5人の元気!元気なしゃいにが最高!ってかんじ。ㅎㅅㅎ足治ってきてよかったね。チケット確保済のさいたま公演まで、果たして私は辛抱できるのか…?と思いつつも、しゃうぉるの皆様が上げてくださる愛満載のレポで想像もふくらむスクラムでございます。あとは人々がすなるストリーミングといふものを私もしてみむとてしたなり。ものの見事にハマったなり。と、土佐日記コロ助に変わるくらいの長い前置きから本題に入りまーす。

こっそりブログの紹介文にも潜ませてるんですが、映画をまあまあ観る方なので、せっかくだからひと月ごとにまとめてみようという試みです。1年間、つづけるぞー(雑ないきごみ)ルールというほどでもないルールは下記のとおり↓

  • 2017年に劇場で観た映画を毎月列挙して星5段階で評価+感想。
  • 試写で観たものは公開月にカウント。DVDや配信で観たものは対象外。旧作でも劇場で観たものは対象。
  • 私が好きな映画は、どんなジャンルであれ”その作品だから心動かされる”ところのある作品です。

1本目:『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』★3.5

2017年初泣きは胸熱→悲しみのコンボでした。ローグワンのベイチアコンビといいドクターストレンジのウォンといい、最近のハリウッド映画あるある→ナイスキャラfromアジアが生まれがち。映画のあとは一緒に観た生粋のSW(しゃうぉるではない)ペンである母を質問責めにしたのであった。

2本目:『フィッシュマンの涙』★4.5

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このおしゃれビジュアルからは思いもよらない”現代の社会派寓話”でした。製薬会社の治験バイトでフィッシュマンと化してしまった青年パク・グの「平凡に生きたいだけなのに、それすら叶わない」という言葉を簡単に片づけることはできなくて。この映画に出てくる大衆や世論というものが滑稽であればあるほど現実世界への反射が強まる感覚も印象的だった。『ビューティー・インサイド』しかり、韓国映画界はインディペンデントっぽい作品も見逃せないですなー。

3本目:『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』★4

普段ならスルーするタイプの作品だけど町山さんのおすすめとあらば、ということで観に行ったらちょっとびっくりするくらい面白かった!映画だけじゃなく、あらゆるフィクションには「物語の力」というものがあると思うのですが、本作に関しては現実があまりにも想像を凌駕しているという衝撃。劇中で起こる出来事自体はフィクションなんだけど、そこに至るまでの背景や実情はすべてノンフィクションという事実に、何より打ちのめされた。あとこの映画を観てたらシン・ゴジラの面白さってイギリスの人になら理解してもらえそう…!と思った、あの会議シーン。

4本目:『この世界の片隅に』★4.5

ようやく観に行けた、というより会いに行けた、すずさんに!私の持論ですが、人間の長所でもあり短所でもあるのが「慣れと忘却」。戦争という異物が日常に入り込んできても、慣れと忘却が機能してだんだん適応していく。だけど、だからこそ、こうやって漫画や映画という形にすることで、必死に忘却へ抗いつづけなきゃいけないことも絶対にあると思うんです。悲しくてやりきれない日も、それでも生き続けてきたんだもん。

5本目:『アメリカン・スリープオーバー』★3.5

ちょうど1年くらい前に『イット・フォローズ』の衝撃を味わった皆さん、もちろんデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の長編デビュー作である本作もチェックなさったことでしょう。アップリンク様【見逃した映画特集】のおかげで私もついに!アメリカの学生でもなければ、スリープオーバー=お泊まり会の思い出もさしてないというのに、なんでこの子たちの気持ちが手にとるようにわかるのか。つまりは青春って、すげぇ。

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↑左の女子、マギーのプールサイドでのダンスシーンがよかった~。『ラ・ラ・ランド』ではあの多幸感がずっと続くという認識でいいですかな?(てむちゃんリスペクト)

6本目:『沈黙ーサイレンスー』★4

2時間半の本編、あっという間に終わった!というよりも、2時間半という体感時間のなかずーーーーーっと、面白かったぁ、という感想。(※長音の数はアメトーーク方式に則っています)生まれてこの方無宗教なもので、信仰というテーマの本質にふれることはできないけど、なんにせよ人が好きなものを否定するのはよくない。そしてその感覚がいつまでも当たり前であってほしい。「理解できないことも認める」とはかのジョンDも仰っていることですし!

7本目:『スノーデン』★3

オリバーストーンは、スノーデンという青年がしたことを記録として残しておきたかったのかなーと思い。実在の人物や事件でも、そこにエンターテインメントとしての魅せる要素を見出している作品の方が好みだなーと感じました。なので、同じJGL作品なら『ザ・ウォーク』とか断然好きっす。

8本目:『The NET 網に囚われた男』★3.5

危うく見逃すところでしたキム・ギドク監督最新作。うっかり韓国に侵入してしまった北朝鮮の男が、スパイじゃなければ転向させろと口説きにかかる韓国警察に対し「なぜ何も知らず自分が不幸だと決めつけるのか」と言ってたのがうわーってなった。幸せってなんだっけなんだっけ…

9本目:『聖の青春』★4

こちらも滑り込みセーフ。すごい感動した!!というタイプの作品ではないけど、ジーンと胸を打つ数々のシーンがたいへん味わい深くてよきかな。柄本時生が演じてた完全なるギャグ要員棋士が「3月のライオン」監修の先崎学九段にあたるキャラだと知っておったまげた。だってあんなにしゃれたコラム書いてる人が…。ということでライオンちゃんも楽しみにしてます。将棋のルールはさっぱりだけどな!

10本目:『恋妻家宮本』★3

この映画、100分に収まっていたら結構好きだったかもしれない。エンドロールの演出とかも嫌いじゃないし、阿部寛の情けなさすぎるモノローグも最初はうるさかったけどそれなりに馴染んだしねぇ。独り身に夫婦のことは結局わからんのだー、という感想はのちに「夫のちんぽが入らない」を読んでより一層深まった。

 

1月に観た映画 計:10本  2017年に観た映画 計:10本

2016年に取りこぼしていた作品を拾えたのでよかった。(結局『葛城事件』を未だ鑑賞できていないのが心残り。。)こんなかんじで来月も投稿してみせる、みせるぞ…。

それでは私はここでδvδ←日本語力が上達するあまりMCの締め方が若干おかしな方向に舵を切り始めたサランちゃんてむちゃん@神戸に悶えて終了

いい日悪い日ふつうの日、いつだって韓国ドラマ「トッケビ」は最高におもしろかった

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함께 한 시간  모두 눈부셨다.
날이 좋아서, 날이 좋지 않아서, 날이 적당해서.
모든 날이 좋았다.

——一緒にいた時間のすべてが眩しかった。いい日も、よくない日も、普通の日も、すべてがいい日だった。

 

↑このセリフを読むだけでホロリときちゃうくらい、tvNの冬ドラマ「トッケビ」に鬼ハマりしておりました(トッケビだけに)。魔法の箱で英語字幕版をさがして観ていたので、なけなしの韓国語力+なけなしの英語力=ながら見なんてもってのほか!だったせいでもあるんだけど、とにかく夢中になって全16話を観終わったのが先週のこと。韓国でもトッケビシンドロームが巻き起こっていたようで。日本における逃げ恥ブームのように、諸要素が組み合わさっての結果だとは思うけど、すぐれた作品がちゃんと多くの人に届いて評価もされるというのはいいことだなぁ。

で、こんなに素晴らしいドラマが世に出たことへの感謝と敬意を表して、「トッケビ」のなにが素晴らしいのか、ということを私なりに改めて振り返ろうと思います。題してここが好きだよ「トッケビ」、よければお付き合いください。

 

ここが好きだよ「トッケビ」①演出・脚本は韓国ドラマ界の黄金コンビ

そもそもこのドラマ、放送局であるtvNの開設10周年記念作品として、相当気合を入れて作られたものなのです。たしかにそう言われて観てるとCGも結構入ってるし、無駄にカナダへ行ってみたり無駄にカーアクションを入れてみたりと、かなり大がかりな撮影もやってるんだよねー。ただでさえカツカツのスケジュールでやってるだろうに手間までかけて…(とうとう14話でCG作業が間に合わなくて、1回放送とばして総集編に差し替えたエピソードとかゾッとする。でもおかげでキム秘書のラブリー進行拝めました)

そんな中、何をおいても力を入れたであろうことがうかがえるのが制作陣。脚本:キム・ウンスク氏に演出:イ・ウンボク氏という、泣く子も黙るヒットメーカーを引っ張ってきましたよ。これまで記憶にも記録にも残る大ヒット作を連発してきたこのコンビ。個人的には「シークレットガーデン」がトッケビ以前に大ハマりしただいすきなドラマっす。脚本のキム作家が作り上げるキャラクター像は、むこうみずでいじらしくて(岡村ちゃんに観てほしいよ!)同性から見てかっこいいと思える女子と、スマートなんだけどかわいげのある男子。これ最強か。演出でしっかり役者の演技を引き出しつつ、ちょっとふざけたりするときがあるのも飽きずに観続けられる秘訣。そんな仕事っぷりが今回も遺憾なく発揮されて、ヒットメーカーの名がさらに確固たるものになったわけです。ちなみにこのコンビで手がけた前作といえば。

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ご存じ「太陽の末裔」。もうすぐ日本でパッケージが出るそうなので近いうちに観たいな~。

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なんせ白衣の天使に会えるそうなので♡意味違うけどまいっか♡

ここが好きだよトッケビ②魅力たっぷりな俳優陣

チフン先生のせいで早々に脱線してしまった。トッケビに戻って、やっぱりキャストがよかったよねーという話。特に、今回キム作家が何年もキャスティングを熱望してきたというコン・ユが、トッケビ=鬼という特殊な役柄にまぁ~ぴったりなんですってば。

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一度死んだのち「鬼」として甦り、永遠にも近い900年という時間を過ごしてきたキム・シンという男。ドラマの副題である「わびしく煌びやかな鬼」という表現がまさに彼をあらわしていて。優雅に立ち振る舞い、達観したスマートさを兼ね備えながら、人でも神でもない存在として、自身の運命に為す術もないまま、大切な人たちの死を見送り続けてきたトッケビ。コンユの出演作はドラマも映画もいくつか観てきたけど、もうこのトッケビ、適役というほかなし!ハイブランドの服も余裕で着こなすのに、少年というより完全に子どもに見える瞬間があるのがたまりません。あと冬が似合うんだよコンユは。ハイネックのセーターもかっちりしたコートも雪も全部似合う!ちくしょうめ!

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だから私はきっと『男と女』を観に行ってしまうんだ。コンユがフィンランドでモッズコート着てるんだもん。

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で、そんなトッケビの運命を唯一変えられる”トッケビの花嫁”、ウンタク役のキム・ゴウンがほんっとーに素晴らしかった!だいすき!(図らずも岡村ちゃんアゲイン)

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幼い頃に母を亡くし、叔母には厄介者扱いされ、学校に友達もいなくて…とウンタクがこれまで経験してきたことは、高校3年生という若さを考えればあまりにも悲劇的に思えてしまうけど、彼女自身はそれを受け入れて明るく聡明に生きている。そんな美しい魂にトッケビが惹かれていくのも当然のこと。

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この笑い方がかぁわいいんだぁ。ウンタク巻きに挑戦したかったけどこんなに長いマフラーを持ってなかった。残念。

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トッケビ夫婦はとにかくキュートで、愛情表現もまっすぐでかわいらしい。運命や神様のいたずらに翻弄されながらも互いを思い合うふたりの姿に、身もだえたり胸が張り裂けたり、われわれ視聴者は完全に心奪われました。

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もうひとつのラブライン、通称”ピーチカップル”も微笑ましかった。特にソニ、15話で彼女が「ある選択」をしていたことを知ってからそれまで以上にソニのことが好きになったよー。おとぼけ死神とのナンセンスなやり取りにも笑わせてもらいました。

あとドクファ役のBTOBソンジェもよかった!ソンジェ自身がお坊ちゃまくんだとか、BTOBがCUBE所属だとかは今回を機に知りました。JYP→CUBEのコースな…。

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ここが好きだよトッケビ③ファンタジー×ロマンチック×ヒューマンドラマのてんこもり

完全なる私観ですが、韓国ドラマって1話の時間も長ければ放送回数も多いので、どうしても序盤はゆっくり進んで→後半怒涛の展開!というパターンが多いような感覚があり、最初の数話を半ば我慢しながら観たりした作品も過去にはありまして。その点トッケビは最初からずんずん物語が進んでいって、「ここを引っ張ったらだれるな~」という部分もすぐさま回収していってくれた印象。キム作家さすがの手腕。あとはウンタクが頭いいからいろんなことを察してくれたね…笑 大学試験もちゃんと通る秀才だもの。そのうえ後半の追い上げも半端ないので、箱ティッシュ使い切る勢いで嗚咽を上げた回も一度ならず。とても幸せに終わった!とほっこりしながら次回予告観たらみんながめちゃくちゃ悲しそうにしてて衝撃を受けた回もあったなぁ。

ストーリーの主軸はラブストーリーにありつつ、さまざまな要素を盛り込んで作品に厚みを出していたのも「トッケビ」の素晴らしいところ。トッケビがもたらす世の中の小さな奇跡の物語に、死神が見つめる人々の死と別れの物語。どっちもこれだけで押し切るには厳しいけど、エッセンスとして加えることで作品にとってすごくいいポイントになっているのが上手い。唸る。トッケビと死神がそれぞれ持っている習性もおもしろかった。トッケビが悲しいときには雨が降って、嬉しいときには冬の木にも花が咲く。鬼だけど角も生えてないし、どちらかというと鬼神っていう感じなのかな?死神が茶店を営んでいて、死者は現世の記憶を消すためにお茶を飲んでから天国の階段をのぼるっていう設定もおしゃれでしたね。そしておしゃれなだけじゃなく重要な意味も持っているという…!

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トッケビは炎の能力で生卵をゆで卵にし、死神は冷却能力でビールをキンキンに冷やしふたりで晩酌。という場面がちょいちょい出てきて最高だった!能力の無駄遣い。

ここが好きだよトッケビ総括:まだまだ鬼ロス真っ最中だー!

ポイントを絞って書いてきたつもりがだいぶな感じの長文になっていることからも、私が未だトッケビの余韻から抜け出せていないことは明らかなわけで。でももう放送は終わっているわけで。と、嘆いている私a.k.a.純にとっての光明が、来月3日・4日に放送されるトッケビ”召喚”スペシャルだー!

tv.naver.com

奇しくも鬼の日・節分にオンエアされるというのも、神様の思し召しでしょうか。楽しみに待つ!最後に申し上げますが、ファランはまだ観ていませんどうもすみません。ですがスホランの上裸姿などちょこちょこ画像拝見しておりまして大変有難く存じます。

2017 SEASON'S GREETINGSインタビュー'MY OBJECT STORY' その2\キーちゃん&チェミノ&てむちゃん編/

シーグリのインタビューを訳すのやつ(同じ説明を二度できないタイプ)、今回で終結。月曜から夜ふかししてしまいました。アオーン。

●キー<OBJECT:台本>

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この写真、「アシベが生まれたときからあのおじいちゃん家で育っていたら」って感じで好き。ゴマちゃんが見えるよー!

Q. 最近はどのように過ごしていましたか?

A. ドラマ「ひとり酒男女」の撮影がちょうど終わったところです。今までで一番大きな関心を受けているような気がします。

Q. どんなお気持ちですか?

A. ドラマへの反応がよく、特にもともと僕のファンではない、ドラマを通じて僕を知るようになった人たちの反応が数多くて、毎日驚いています。「自分はそれほどの人なのか?」と考えたりもします。面食らいつつも不思議で面白いです。

面食らってるきーちゃんの表情を思い浮かべると、とってもかわいい。

Q. 最近どんなことに心惹かれますか?インスピレーションを得るために注目してみたり、演技やアルバム準備のために特別集中したものが何かありますか?

A. ドラマ撮影と正規5集の準備を並行して進めていたため、自分に与えられた仕事へただ集中することしかできませんでした。なにか他のものに影響を受けるというよりは、僕が持っている才能や実力をどれほど効率的に使えるかを考えて過ごしました。体力調節はもちろん、時間分配にも気をつけていました。自分自身にすごく集中した時間でした。

Q. それでは、いちばんよくしていたことは何ですか?

A. 忙しかったので、車にいるときや待機時間ができたときが唯一の個人時間でした。そんなときはスマートフォンで先輩方の演技をたくさん観ました。自分の演技と比較することでとても助けられました。多くの人が認めている作品にはそれだけの理由が確かにあると思うので必ずまとめて観ます。有名な台詞は練習してみたりもして。

本当にこの子は…!ファッションは言わずもがな、いろんなカルチャー(ルノワールまで押さえてるくらい)に造詣の深いきーちゃんですが、もう昔からずっといろんなアンテナを張っては吸収し続けてるんだろうなと思う。もちろん好きでやってるんだろうけど、それでもこれだけ忙しい中で目を曇らせずにいるのは単純にすげーことですよ。きーちゃんのことを思うと自然と自省に至る…

Q. 役者と歌手とを同じ期間にやらなければならないというのは大変ではなかったですか?

A. うーん、そうですね。思ったより役者と歌手の転換は難しくなかったです。舞台に上がっているときや演技しているとき、あらゆる姿が僕を表現していると思います。

Q. それはしっかり懸命に積み上げてきた努力の成果だと思いますか?

A. そうですか?集中力が助けになると思います。演技したあとにまたメイクを直して、舞台衣装に着替えて、歌を歌って、ダンスを踊ってという僕の姿を、ぎこちなかったり大変なことに感じたりはしません。体は疲れますが、心は安らかなものです。

Q. 演技は続けていくつもりでしょう?新しいキャラクターにも挑戦したり?

A. もちろんです。もう始めようと思っています。

Q. そうでしょう。視聴者としては、ドラマでは今のKeyより幼い少年を演じていた気がしました。

A. 今後はやってみたことのない新しい役柄に挑戦してみたいです。真摯に研究する必要のある、独特なキャラクターですね。

タラレバ娘やる?いや、あそこに行っちゃだめだな。。

Q. ”大切なもの”に選んだ台本についての話をしましょう。どの作品の台本ですか?

A. 撮影を終えたばかりである「ひとり酒男女」の台本を選びました。つい最近僕の手垢が付いた台本だからです。20冊以上はあります。もちろん初作品「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」から、デビュー以来やった作品の台本はすべて家に置いてあります。

Q. 台本を選んだ理由は何ですか?

A. 「記録」の意味が大きいですね。過去というのは大概、時間が経てば簡単に忘れてしまうもので、若干の場面くらいしか記憶に残らないじゃないですか。ですが台本を見れば、自分がその作品に入っていたときの考えや感情をはっきりと思い出します。ミュージカルの準備をしていたことや、その役を演じながらは絶対にしなかった行動などが思い浮かんで、たちまちその頃に戻っていく気持ちになるんです。その役をすぐにでもできてしまうくらいにです。

わかるー!って心の中のリトルキボミ(叱咤激励機能付き)に話しかけてしまいました。思い出して何になるわけではなくても、記憶を引っ張り出して毛並みをととのえてあげるような時間っていいもんじゃないか。でもそこまで鮮明に思い出せるなんて万能鍵様…恐ろしい子

Q. それでは、子孫代々に、言ってみれば家宝として、子どもたちに台本を譲り渡したいと思ったことはありますか?

A. 考えてみたことがないですが、大切に管理しているものなので、考えに大きな変化が生じないのであれば、おそらく難なくそうすることもあるんじゃないでしょうか。

 常日頃から自分を客観的にとらえて「Key」という存在を明確に作り上げているきーちゃんなのでさすがにインタビューがわかりやすい!そしてなぜか読みながら、夜景っぽい絵をバックにソファーへ腰かけ、ウィットに富んだ司会者と丁々発止のやり取りを繰り広げるアメリカのバラエティ番組みたいなキーちゃんの姿が浮かんだのでした。

●ミノ<OBJECT:デジタルカメラ

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Q. 最近いちばんよく考えていることは何ですか?

A. 「肯定エナジー」です。いい思考、いい気分を持っていようという考えをたくさんしています。

1問目で早速インタビュアーが何かにあてられた気がする。まあそりゃ、肯定エナジーㅍ_ㅍって言った瞬間に目から光線出てそうだもんな

Q. 最近特別注目したアーティストや関心のある分野はありますか?

A. デンマークの男性バンド<ルーカス・グラハム>の歌をよく聴きます。パフォーマンスが重要な、いわば「見える職業」に就いている立場としては、彼らのように音楽だけで目や耳を引きつけられるということが魅力的でした。声だけで人々を魅了させてみたい、と考えたりもしてみました。

Lukas Graham - 7 Years(オフィシャルビデオ) - YouTube

1曲の中でひとりの人物が年を重ねていくという歌詞、むりやりながらもミノ出演の「私に残された48時間」を思い出しますね!?(強引)ハイライトしか見てないけど、あんなんもう国民の息子。ミノがもっている、幸せを恐れない心持ちというのか、「普通はそんなことまでしないよ」って思っちゃうようなことをてらいもなくやってのける力の強さたるや。後悔しないために今やる、とか当たり前のことを当然にやる、ということがまぶしい。

Q. 選択したものに関して話をしてみましょう。カメラを選びましたね?

A. 2012年に自分で買ったカメラです。大学のとき、写真演出という授業を受けるのにこれでたくさん撮影しました。よく共同で作業をする友人と一緒に買ったんですが、このカメラで撮るから自分の頭の中で考えた構図や画とは異なる姿で出てきました。だからよりこのカメラでたくさん撮影して、映像を作っていました。とても満足しました。

Q. このカメラを使っていて感じた点や変わったことはありますか?

A. カメラを通じて発見する外部の場面、視線がたいそう異なるということを知りました。撮るものと撮られるものとの差異がよくわかるようになったということでしょう。レンズを通して世界を見つめることの面白さを身に着けたでしょうか。多様な視線に対して学びを得ました。

Q. 普段から持ち歩いて撮影していますか?

A. 最近はそうもいかずです。写真はスマートフォンでたくさん撮って、カメラでは動画をはるかに多く撮っていますね。やみくもに撮ってみるのではなくて、時間ができそうだったら友人たちと前もって計画をして、準備をして撮るんです。短くても構成のある映像を撮ります。完成したらVimeoなどにも上げたりしますよ。ミザンセーヌが重要だと思っています。

ミザンセーヌとは:作品の筋や登場人物を作り出すこと。カメラに映るすべての舞台装置、視覚的要素を指す場合もある。←一瞬わかりかけた気になった瞬間、私の手の中をウナギのようににゅるっとすり抜けていった語彙であった(おいしいひつまぶしになるんだよー)

Q. とても生産的な趣味生活ですね?

A. 一度ストーリーを組み立てて撮影することにしたら、かなり精魂を込める方です。時間ができたらのろのろと作業はしないのでより愛着がわきます。今まで6~7回ほど作りましたね。実は1日中ぶっ続けで撮っても時間が足りないときが多いです。追加撮影もたくさんします。音楽も編集もすべて僕が直接行うので、時間があっという間に過ぎますよ。

Q. 他の人たちが職業としてやっていることを趣味でやるんですか。立派ですね?

A. 面白いからやるようになりました。あるときは音楽を先に決めてからストーリーを組み立てたりもするし、独特な構図にピンときて進めていくときもあります。そのときごとに感じる面白さが違うんです。もちろんひとつの作品が完成したときは、その喜びがもっとも大きい長所であり魅力でしょう。

Q. どんな作品がいちばん気に入っていますか?

A. 大学の卒業制作です。セルフストーリーを盛り込んで、ものすごく精魂を込めました。日常の自分と内面の自我が衝突する感情を描いた作品です。鏡の中の自分を見ることはできますが、それが鏡ではなく違う人物で…、という内容です。エンディングの場面は、編集するときに見てみたら思った通りになっていなかったので、何度も追加撮影しました。そうして完成したので、もっとも愛着がわく作品になりました。

これ、この作品自体を見てみたいというより、チェ・ミノという人間が自分の内面や自我をどう捉えているのかということに興味があって。何にしたって外的要因でコーティングされてしまいがちな人だから。

Q. いつかミュージックビデオや短編フィルムなどでのコラボレーションだったり、あるいは直接演出もしようという考えはありますか?

A. はい。具体的な計画があるわけではないですが、機会があれば挑戦してみたいです。

Q. カメラの場合は大抵新しい機種が出るとアップグレードをしますが、このカメラについてもそういう考えですか?あるいはこの製品をずっと大事にとっておきたいですか?

A. カメラはボディとレンズに分けられますが、ボディは性能がアップグレードされたらそれに従っていくのがいいと思います。ですがレンズに関してはこの製品がいいです。同じレンズでも、僕にとって慣れた感じがするんです。無理に新しい製品を使って適応させるよりは、このレンズが持っている長所を生かして撮ることの方が面白いです。僕にぴったり合っている、という感じがします。

シャヲルのみなさん、自分をレンズだと思うんですよみなさん。インタビュアーさん心理テストありがとうございます←違う

Q. このカメラはファンに公開したことがないですか?

A. ないと思います。今回のカレンダーを通じて公開されるということですね。

Q. カメラは家のどこにありますか?

A. レンズとボディ、すべて管理しなくてはいけないものなので友人にやってもらっています。家に置いておいてホコリがたまってしまうのは嫌なので。その代わり、僕のものを使えるよう譲りました。友人は映像作業を職業にしているんです。

Q. 映像作業をするほどの時間がないときは主に何をしますか?

A. 運動、特に球技が好きです。サッカーやバスケットボールをします。

Q. メンバーたちと一緒の時間ができたら、いちばんしてみたいことは何ですか?

A. みんなで一緒に旅行へ行きたいです。まだ一度も行ったことがないんです。僕たちだけで、気楽な時間を過ごしてきたいです。

シャオモ・セカンドシーズンはよ!メイキングまであったら3回くらいは転生できそう。でも冗談じゃなく1年半後までに行かせてあげたいよ、ほんとに。

 聞かれたことを真っすぐにとらえて、真っすぐに答えるという実にミノらしい質疑応答の時間でした。カメラはそれこそシャオモのときロンドンで撮ったのが初編集と言っていたような?こうして続けている実直さ。あとすごーく細かいことを言うと、ひとつのセンテンスのなかで同じ単語を繰り返ししかも短いスパンで使ってて、あぁこの人まじめで一生懸命なんだなーと思った。郵便局の松本人志か。

●テミン<OBJECT:ピアノ>

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Q. 久しぶりにメンバー全員での活動が始まりました。最近はどんなことをよく考えていますか?

A. 他人のために何かをするべきではないか?という気持ちになっています。少し突拍子がないでしょうか?僕は生まれたときからカトリック信仰なんですが、そんな話を聞きながら育ってきたので、そうやって年をとればとるほど、なにか他人を世話して配慮しないとという使命感を感じるようになっています。

正直テミン先生がこの世に存在しているだけでためになりますし、天からの恵みとおぼしき愛らしい瞬間を目にしたシャヲルは寿命がちょっとずつ伸びています。(どなたかがTwitterで引用していた数年前のanan編集部ブログ、グッジョブ以外の何者でもありません本当にありがとうございました)

Q. 最近自然に感じている「私」とは、どんな人だと思いますか?自身を表すシグネチャーのようなものはありますか?

A. 先ほどの話と関連するんですが、家族が全員教会へ熱心に通うくらいのカトリックなので、示さないといけない模範や使命のようなものが最近頭の中をよりぐるぐると回っています。理由はよくわかりません。時間がたてばわかるようになるでしょうか?

Q. 最近注目しているアーティストや関心のあるものはありますか?

A. オーストラリア出身のシンガーソングライター、SIAです。音楽はもちろんのこと、ミュージックビデオもかっこよくてファッションスタイルも見事です。堂々としたようすが伝わります。か細い体に金色や白色など多彩な色感の短髪が彼女を象徴していますが、自然と作り出されるアイコニックな姿が印象的でした。大衆性と芸術性のバランスを上手にとって成功しているという点も学ぶ価値のある部分ですね。

土屋のタオちゃんがまず思い浮かぶやつ。

Sia 『アライヴ feat. 土屋太鳳 / Alive feat. Tao Tsuchiya』 - YouTube

この考察、聞かれたとき用に準備して家で練習もしてきて、当日は鼻の穴ぷくぷく膨らませながら答えたのかな。言えたδvδってかわいいかよ…ほらてむちゃん、勝手に想像するだけでもう魂を救済しているんだから!

Q. 今回のアルバムは反応もよく、個人的にも気に入っているアルバムですが、いかがですか?

A. 正直、個人的な欲には手が及びませんでした。惜しむ気持ちが強いです。一生懸命準備したとは言えるでしょう。メンバー5人が望むものがすべて同じというわけではないですから。準備をするなかで意見の相違もあって、それをよく調律したアルバムだと思います。

この話もっと突っ込んでほしかったよインタビュアさーん!調律というキーワードはジョンさんも使ってたね。

Q. 大切なアイテムとして選んだピアノについて話してみましょうか。とてもロマンチックです。

A. そうですか?小学生からピアノを習い始めて、やめることなく弾いてきました。そのくらい常に僕の隣にあってコツコツ努力もしてきたものなので選びました。幼いときは好きな曲の楽譜を見ながら弾いていましたが、今は心のおもむくまま即興での演奏をよくしています。

Q. ピアノが持つ魅力は?ピアノを選んだ理由はなんでしょうか?

A. 僕のアイデンティティになるものだからです。キャラクターというのは、わざと作るものではなく自然に作られていくものじゃないですか。僕の感性を表現してくれて、心の慰めにもなります。ストレスも解消できて音楽活動にも役立ちます。これくらいいい趣味が他にもあればいいです。

Q. 小さいときから弾いてきて思い出の詰まった特定のピアノに愛着がありますか?キーボードの場合は新しい製品が出たらより性能のいいものへアップグレードすることもありますよね。

A. 家には長い間ピアノがあって、プレゼントでもらったキーボードもあります。作曲するときに使っているものも別にあったりします。ですが製品自体に愛着はあっても新製品は何があるか確認することはないです。メーカーごとに音色も違いますが、そういうことに気難しかったり執着したりはしないタイプです。加えてショッピングに大きな関心がある方でもないので。

Q. それでは、将来子どもたちへ譲ってあげたいという風に考えてみたこともないでしょうね。

A. そうですね。もしそういうアイテムを選ぶとすれば、ロザリオリングの方が近いかもしれません。17歳くらいから着けている指輪です。とてもスタイリッシュなデザインなので、芸能活動のときもずっと着けています。なくしてしまうようなことがなければずっと身に着けているものなので、譲り渡すこともあるでしょう。

なくさないでね…!? δvδ;;

Q. ピアノ以外に余暇を楽しむ方法はありますか?

A. 映画を観たり、友人たちと会います。一人でいると簡単にダウンするので、友人に会って楽しく遊ぶ方を選びます。

Q. メンバーたちと一緒の時間を過ごせることになったら、まず最初に何をしたいですか?

A. 食べ歩きをしたいです。計画して行くのではなくて、その日の気分に従って即興的にやるんです。スリルがあって面白いと思います。大げさなことではなく、こういうちょっとした逸脱で十分です。

この回答、心がじーんとあたたまって切なくもあってたまらなかった。この5人は、大げさなことでなくたって、まず5人でいることに意味があるんだということを改めて思うし、「ちょっとした逸脱」というフレーズにViewのミュージックビデオを思い出して胸が締め付けられる、、アイドルでいてくれてありがとう、SHINeeでいてくれてありがとう。

 もっとてむちゃんの話を聞きたいなーと思った。いろんなことを。恥ずかしいとは思うけどさ!あと質問に対して答え始めるものの、徐々に自信なくなって最終的に疑問形で返すのやめれ。インタビュアー氏が悶え死んでしまいます。カトリックでピアノを奏でるデンジャーオッパというイテミンのアイデンティティをすくすく育ててくれたご家族の皆様にも祝福あれ。

はー没頭して楽しい数日間だった!ツアーグッズのこととかぜんぜん気にならない!気にならないなー!(あれってSMないしはミンヒジン室長の監修みたいなものは全く受けないもんなんです?アイデアが地球を何周したのってくらい巡り巡ってますし結果不時着してるしむにゃむにゃむにゃ)

*画像お借りしました

  

 

 

2017 SEASON'S GREETINGSインタビュー'MY OBJECT STORY' その1\おにゅ&ジョンさん編/

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「アホみたいに箱でかい」ことでおなじみの(?)2017年シーグリ、だいぶ出遅れてわたくしも入手いたしました。本当に箱でかいし何より中身のビジュアルに死角ないな!鬼!とりあえず今月はおにゅにとても見つめられてますよねみなさん←チェミノのMC。

そんなシーグリに付属のインタビュー「MY OBJECT STORY」、メンバーひとりひとりが”大切なもの”を選んで答えるというテーマなんですけど、5人がそれぞれ選ぶものだったりそれ以外の受け答えだったりが面白そうだったのでハングルリハビリも兼ねて訳してみましたよん。Feel Good優先に雰囲気を察して意訳してる部分もあるので、正確な日本語訳ではないですが。

長くなるので年齢順に。今回はなかよし兄さんズ・ヒョニュのおふたりです⌒▽⌒ㅎㅅㅎ

●オニュ<OBJECT:野球グローブ>

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Q. 最近はとても忙しいでしょう?コンディションはいかがですか。

A. ちょっと疲れていますが、大丈夫です。

Q. アルバムの反応がとてもいいですね。気分はどうですか?

A. 若い年代のファンたちにはどう受け止められているか気になります。周辺の反応はよいようですが、少し距離感を感じる気がしています。

Q. 最近どんなことに心惹かれますか?特別に集中したことはなにかありますか?

A. 秋ということで、秋らしいメランコリーな歌をたくさん聴いていました。

Q. 特におすすめのアーティストは?

A. シム・ギュソンさんの<자, 여기 내 심장>という曲です。歌詞が本当に悲しくて。秋だからそう感じるのでしょう。若干の疲労感と食事管理のために節制をしたことでより敏感に感じたような気もします。

자, 여기 내 심장 - 윤현상, Lucia (심규선) - YouTube

この歌ですね。オニュは音楽が好きで、その中でもとくべつ歌が好きなんだろうなーと思う。歌心のひと。一方でジョンさんも音楽好きだけど、彼は歌詞も音楽の一部分として捉えているような気がして、そういう曲の作り方をしてるよね、という話をいつかしたい。いつか、、

Q. 休暇ができたときは何をしていましたか?

A. ”脱出カフェ”に行きました。問題を解く形式で行うゲームなので勝負欲が生まれるんです。友人についてそれほど考えなしに行きましたが、面白くて熱中しましたね。現在作られたカフェの脱出ゲームは全部成功しましたから。

韓国で脱出ゲームが流行っていることをここで知りました。さすが暗号ツイートを量産しているイジンギ氏、解くのも得意なんだねぇ

Q. ”大切なもの”に野球グローブを選びました。理由は何でしょうか?

A. 楽しんでできる運動が何かあるだろうか?退屈をしのいでくれるものが何かあるだろうか?と悩んでいた時に、親しい兄たちが薦めてくれました。ボールを投げて捕ってを繰り返す単純な動作ですが、ストレスが解消されます。手にマメができるくらい夢中でやりました。

Q. それ以降グローブを種類別、ブランド別という風に集めるようになりましたか?それとも、そのとき使っていたグローブに意味を抱くものでしょうか?

A. もちろんその時以来関心も大きくなり、様々なブランドのグローブを集めたりもしました。ですが、どうしても僕の手にいちばん馴染んだこのグローブに愛着がわきますね。野球をやったことのある人ならわかるでしょうが、グローブは使う人の手に馴染むものだからです。そのとき使っているグローブがいちばんいいです。「慣れ」が与える気楽さ。そんな特徴を持っているのはこのグローブただひとつだと思います。

この、あるものを使い続けるのかはたまた買い替えるのかという心理テスト的な問いかけをほぼ全員にしてるインタビュアー。テーマとしてマストの質問なんでしょうね。そして古女房を大事にするオニュやー

Q. 日頃から球技は好きでしたか?

A. ラケットを使うスポーツが好きです。小さいとき、両親とよくバドミントンをしていたんです。自慢できるほど上手ではないですが楽しめるくらいではあります。

Q. 将来子どもが生まれたら、このグローブを譲ろうという考えはありますか?

A. 考えてみたことのない質問ですね。このグローブをあげようと考えてみたことはないんですが、それよりも重要なのは、子どもが成長するにつれ好きなことを探してあげることではないでしょうか。それが何であれ一緒にやってみて、子どもにとって興味がわくものを見つけるまで一緒に遊んであげる父親になりたいです。僕の父が、僕に自転車を教えてくれて、一緒にボールを蹴って、一緒にブーメランをしてくれたように。

おにゅパパは飽きずにずーっと同じことしてるわが子にも変わらぬテンションで付き合っていつまでも遊んであげるんだよ…アボニムㅠㅠ

Q. グローブで遊ぶキャッチボールが持っている特別な魅力はありますか?

A. 球が手の中に入ってきたときの喜びは、経験したことのない人にはわからないでしょう。想像しているよりはるかにじーんとします。一方では、自分を鍛錬している気分にもなりますね。単純な動線から無数の球が手をかすめていくことを繰り返しながら、何か悟りを得た気分でした。一生懸命にやっていればこの世界でできないことは何があるのか?という考えにもなりましたね。

Q. 今回のアルバムを準備するにあたり影響はありましたか?

A. その影響かはわかりませんが、全部で9曲の歌詞をすべて書いてみました。幸せな感情、悲しい感情、熱望と渇望。本能のようなもの。人間が持つことのできる多様な感情に苦心しました。そのためひとりだけの時間が多く、思索の期間が長かったです。僕はひとつのことに没頭して長くは続けられないタイプですが、他のどんなときよりも集中した時間でした。

オニュが訳すのにいちばん難しかった…。頭の回転が速くて自分の中で考えてることがどんどん展開していくから、聞き手の理解が追いつけない部分があるんだろうな。ぐ、グローブ?と思ったけどストレス解消になるならよかった。でも自分でも言ってる通り長くは続かなそうだなーとりあえず一緒にバドミントンしたいな⌒▽⌒♪

●ジョンヒョン<OBJECT:プレイステーション

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Q. 最近脳内を捉えているものは何ですか?頭の中をぐるぐる回っている考えはどんなものがありますか?

A. 「認定」という言葉です。詳しく言えば、自分の考えとは違う相手の意見を「認定」して受け入れるということです。「認定」という言葉の意味は、その通りだとみなすことですよね。「理解」は分別して解釈することでしょう。少し意味が違います。僕は相手の意見をちゃんと受け入れるように努力します。思っているより簡単ではないです。

聡明で慎重なジョンさんらしい考え方、とても素敵だし異議なし。意見の相違はいくらでもあるけど、そのすべてを自分と違うものだからという理由で否定するのはあまりにも勿体ないことです。

Q. 久しぶりにSHINeeの正規アルバムが出ました。準備するにあたって、特別念頭に置こうと神経を使ったことはありますか?

A. いいディレクションを僕のスタイルで発展させることです。大勢に従ったり、トレンディな何かをしなければと考えるのではありません。流行に縛られるのは、弱味を握られているような気がするんです。僕が好きなものをうまく表現するために努力しました。もちろん5人が心を合わせて完成させようと調律しなければいけない部分もありました。

”流行に縛られるのは弱味を握られること”という言葉に唸った。新しいことや流行っていることを考えて作ったものは、結局それが新しくなくなったり流行りが終わった瞬間にすぐ色あせてしまうものだから。SHINeeというグループはまさに、流行に縛られない彼らだけのスタイルを追求するプロジェクトを継続しているという点で同時代における優位性があると私は思い続けてます。

Q. 愛憎品として選んだプレイステーションについて話をしてみましょう。ゲームがお好きなんですね?

A. 娯楽が好きというのは合っています。コインを入れて遊ぶクラシックなゲーム機も家にありますよ。思い出の感覚があるでしょう。プレイステーションをやって2年ほどになります。ゲームごとにCDを入れ替えるんですが、昔あったパックを入れてジョイスティックを使うゲームのことも思い出して面白いです。

Q. どのくらいの頻度でやっていますか?

A. 最近は忙しいので多くはできていませんが、時間ができたとき、ゲームをしようと決心したら部屋から出ずに終日やっているときもあります。やったことのある人ならわかるでしょうが、ゲームの構造として、短い時間で終わらせるのが難しい構成になっているんです。フフッ。とても精巧に作られています。

フフッㅎㅅㅎ

Q. 次の製品が出たらアップグレードするつもりですか?もしくは特別この機械に愛着がわくようなストーリーがあるのでしょうか?

A. 当然新製品に替えますよ。機械は単に機械だからです。僕は何をするにも必ずいい装備を揃えるスタイルなんですが、モノ自体には特に執着しない方です。もちろん、アロマキャンドルや香水など趣向をもっている製品には愛着も多くてなかなか捨てられません。使い終わったものもすべて捨てられずにとっておいてあります。

Q. 無人島に持っていくものを選ぶとしたらプレイステーションは入りますか?

A. 考えたことがありませんが、もしも一生そこで生きなければならないとしたら持っていきますね。ストレスを解消してくれますから。楽しいものがいいじゃないですか。

無人島って電気通ってんの?モニターもあんの?とか考えちゃって失礼しました

Q. プレイステーションをメンバーと一緒にしたことはありますか?

A. まだありませんね。メンバーたちが楽しむゲームの種類は少し違います。考えてみると、プレイステーションを誰かと一緒にやったことはないです。一人きり、部屋でリラックスして休む時にするものだからです。それこそ余暇活動ですね。僕は視力がよくないので家に帰ってきたら眼鏡をかけるんです。眼鏡をかけて、パジャマを着て、寝起きにやるゲームです。

Q. プレイステーションの魅力は何でしょうか?

A. 日常を忘れさせてくれるのがいいです。僕は普段考えごとをせずにはいられなくて、ずっといろいろなことを考えたり悩んでいるんです。ですがゲームをすると別の世界へ連れていかれる感じがします。複雑なあれこれを少しの間忘れられるんです。それでストレスも解消されるみたいです。休息のような存在ですね。

Q. 楽しんでいるゲームはなんですか?具体的なタイトルがありますよね?

A. 『ブラッドボウル』と『ダークソウル3』です。おそらく楽しんでいる人なら名前を聞いただけでもどんな喜びを感じるか共感することができるでしょう。

ゲームに全然詳しくないので全く共感できませんのですが、ブラッドボウルって血みどろになってアメフトするゲームで合ってる?なにそれ?

Q. 子孫代々に譲ってあげたかったり、2世にあげたいものとしては何がありますか?

A. 家に1950~60年代に作られた蓄音機があります。この前引っ越しをしたときに母と一緒に選んだものですが、とても素敵です。インテリア用品としても存在感が十分ありますが、状態もよく音もきれいに出ます。別の考えが生まれなければきちんと管理していつか譲り渡すこともあるでしょう。

Q. アンティーク製品ですね。素敵でしょう。ファンに公開したことはありますか?

A. SNSに部屋の写真を上げたことはあります。たぶんそのときに映っていたでしょう。

Q. メンバーみんなで時間の余裕ができたら何をしてみたいですか?

A. 運動を一緒にしたいです。みんな運動を楽しんでよくやる方ですが、フィットネスでする運動ではなく手ぶらで行う筋トレです。僕が最近ハマっているんですが面白いんです。鉄棒運動のようなもので、簡単そうに見えて実は難しいです。自分の体重を利用して行うんですよ。本格的に始めたばかりでまだあまりやっていませんが、とても魅力的ですよ。

この「手ぶら運動」の意味に悩んだのだけど、検索してみると器具を使わない筋トレのようだったのでこの訳にしてみました。ただみんなで筋トレというのはどうかご遠慮いただきたい…!きーちゃんてむちゃんノーモア筋肉!

相手に伝わるよう、よく考えて話しているのが文面からでも読み取れる。きっと一つ一つの質問に、聞き手を見つめながら微笑みをたたえてお話しされているんでしょう。そのせいか、インタビュアー氏がどんな方かは存じ上げませんがもうジョンさんにメロメロじゃないですか。ミノにももっと興味持って!(※個人の感想です。)

*画像お借りしました

ブログをはじめました

今週のお題「2017年にやりたいこと」

 

2017年が明けて、ブログをはじめました。

地方出身東京在住・社会人3年目のシャヲルです。かぎりなくオールペンで同い年のミンキーに感情移入しがち。

遡ればしゃいにとの出会いは韓国でのJuliette活動あたりからだけど、日本デビューショーケースを見守って、その後しばらく熱心に追うことを中断しておりました。(何があったわけではないけど、就活とかしてたらいつのまにか。あとはK-POP文化<特に諸グループの脱退事情>に若干気疲れしてたのかなーでもしゃいにちゃんは何も変わらず進化し続けているのでぜんぜんわるくない!おのれの馬鹿っ)

とはいえSHINeeに関しては韓国の音源が出たらCD買って聴くことはしてた。ドリガ~エビバデくらいは正直曖昧ながら、2015年のViewおよび4集「Odd」はリパケ含めて楽曲がすばらしいなーと思って結構聴きこんだりも。

そしてそんななか、2016年10月に発表された正規5集「1of1」。

youtu.be

”輝くコンテンポラリーボーイズバンド”というコンセプトを、デビューから9年経った今もなお踏襲し、さらには彼らのキャリアや時代の流れをも鮮やかに反映させたまさに、他の追随を許さないオンリーワンなタイトル曲。特に今回は歌詞がいいんだよな~シャヲルにとっての1of1がSHINeeであるようにSHINeeにとっての1of1がシャヲルであることを祈るしそのために何だってしたいと思うのです。あとは他の収録曲も粒ぞろいだしパフォーマンスも最高だし…とあれこれ思いはせるうちに、気づけばシャヲルとしてのカムバックを果たしていたでござる\(^o^)/

ということでSWJに入会したのはほんの3ヶ月前だったり、彼らの単独公演に行ったのも先日のSWV@横アリが初めてという体たらく。(このSWV、パフォーマンスは韓国語/MCは日本語という構成、かつてのわたくしa.k.a.シャヲル第一形態の亡霊が成仏できました本当にありがとうございました)

ですがそんなわたしなりに(強引)、生きてて明確に楽しい気持ちを与えてくれる彼ら5人への愛や感謝や尊敬や、伝えきれないほどの感情を少しでも伝えるべくこの場を借りていろいろ綴っていこうと思いますー!シャ活を久々に再開して、しゃいにへの大きな愛に満ちたシャヲルさんたちのSNSやブログを拝見するのがとてもしあわせで、わたしも微弱ながらその一部になれたらうれしい。恐悦至極に存じますけれども。

 

ちなみにブログ名、親愛なるシャヲルの皆様におかれましては説明するまでもないことですが下記より引用させていただいております。

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今やひとりで日本の番組出られるくらい、おてむちゃんの日本語力も向上しているのです。このまえテミンのANN聞いてたら、パンサー向井への相づちがことごとく「ハイハイ」「ハイハイδ▽δ」ってヘラヘラしてるし適当すぎてキボミ母さん呼び出しそうになった。本当に見てても聞いてても飽きない子!