2017年の映画鑑賞を記録する<2月編>
2月が終わったのうそでしょーと思いながらも、1ヶ月に一度の記録タイム。後半バタバタしてたので全然映画館に行っていなーい。3月はとんでもねえ韓国映画が続々公開されるのでせっせと劇場へ参りますよ!
1本目:『ドクター・ストレンジ』★4
ヤクルトがタイアップしてるなーとは思ったけど、本編にまで食い込んでおるとは…
もれなく面白いマーベル作品の最新作に、俺たちのカンバーが出る!←シャーロックとか観てるわけではなく完全なるアルピーフォロワー
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の世界で、魔術なんていうオカルトなものも使えちゃっていいんだな。そうなると、もうなんだってありだし何とだって戦わなきゃいけないな。ということで、銀河のむこうにすらある悪意と、対峙してました。とはいえそれが本筋ではなくて、単純な勧善懲悪が通用しない現代では、それぞれの正義同士が対立していく物語を紡いでいくことに、おのずとなってしまうような。この世界はそんな単純じゃないんだラスボスはどこにもいないんだ、っていうことです。
この曲を聴くといつだって自分が信じたいものを信じたくなるし、その選択に誇りを持っていいと奮い立たせられる。
2本目:『男と女』★3
「トッケビ」ロスの真っただ中で迎えた公開のタイミング。そして何を隠そう、わたしは北欧とくにフィンランドが好き(大学の卒業旅行で行ってから幾星霜ㅠㅠ)なもんだから割と簡単に観に行っちゃった。鬼のおじさんがパーフェクトな人だったからだめだめコンユがもどかしくもあり、しかしチョン・ドヨン先輩がすさまじかったな。このように先輩とお呼びせざるを得ないお姉さま方が多い韓国芸能界です。コン・ヒョジン先輩!キム・ミニ先輩!
ソウルに戻ってきたドヨン先輩ってば、いやぁ、艶ぁ
3本目:『君と100回目の恋』★2.5
今をトキメク坂口健太郎くんが、なんでもできちゃうカンペキ君と見せかけてグズグズな坊やだというところがタマランデスかみなさん?あんだけ物理の勉強してるのにノートの中身が文系そのものだから(miwa→いろいろする→何しても→死ぬ のチャート)ハラケケーてワ・ワ・ワ・ワ・ワラタ
4本目:『サバイバルファミリー』★3
電気が消滅した世界、ちょっと考えただけじゃ想像がおっつかないけれども、この映画を観れば観るほどぞわわ~っと恐ろしくなっていくのです。自分ならどう生き延びるか、というのも途中から、果たして自分はどこで脱落していくか、、にすり替わっていた気が。とはいえコメディの名手・矢口史靖監督、ふはっと吹き出しちゃうようなシーンだってもちろんございます。いくら備えても、それでも憂いはやってくる。(とはいえその時に備えておくことは大事!とりあえず自転車発明した人は歴史の教科書に載っていい偉人)
5本目:『ラ・ラ・ランド』★4.5
『ラ・ラ・ランド』は「夢」の映画である。
現実を生きる私たちに「夢」を見せてくれる存在である映画、そのなかの1本。
主人公は、時に希望となり絶望ともなる「夢」をいつまでも抱き続ける愚か者ふたり。
「夢」と知りながらそれでも見続ける夢のような、ラストシーン。
眠りから醒めるとたちまち失われてしまう「夢」のような、儚さに満ちた作品。
「夢」は美しくて、残酷で、ずっと見ていたくて、でも醒めるからいいもので。そのすべてが詰め込まれた物語でした。ちいさいスクリーンで観たから今度はIMAXで観たいなー